問題を怖れないこと
「人を道具として」の下では、考えた通りにいっていないことを恐れ、それに過敏に反応して、起こった問題そのものに対応していきます。
「人を人として」の下では、それを変化した状況として受け入れ、その状況に対応していくのです。
革新の発想は多くの場合、うまくいかないときに起きています。
うまくいっていないからこそ、それを何とかせねばとなって、人間力がより発揮されざるをえなくなるからです。
・・・ということは、うまくいっている時のほうが怖いということです。
やがてうまくいかなくなることを約束しているようなものだからです。
もっと怖いのは、うまくいっていないのに、うまくいっていると思い込んでいることです。
問題があるのに、それを見ることができず、問題を捉えられないでいる状態です。
これは案外に多いのではないでしょうか。