活用の許される限度は

ここでは花 種など自然の利用がどの程度可能であるか、どれほど一時的には経済効率があがっても、長い目でみてここは残すべきである、現状利用のままで自然凍結すべきである・・・


などという具合に、潜在自然植生図その他の科学的な調査結果をふまえて、総合的に判断が可能なはずです。


既存の限られた資料を用いて机上で利用サイドからのみ即断することは、もっとも間違いをひきおこしやすいのです。


現場に行き、自分の身体を通して十分に踏査して、自然と人間の共存関係を前提にして、自然の活用とその程度・限度を具体的に将来にむかって適切に判断する力を、すべての計画者・実施者が養うことが強く期待されます。


自然の利用で心すべきは、相手がものをいわない、すぐには反応を示さないということです。


そのため、対象物件の特性・要求に応じた判断というより、その時の勢いや経済的な利害、あるいは政治力・住民の声などによって一方的に判断される場合が多いのです。


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