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2011年02月 アーカイブ

自然との共存 2

どんなに効率的・経済的に考えられても、林業経営あるいは山林業においては、尾根筋・急斜面・谷すじなどの人間の干渉に敏感な弱い自然は出来るだけ自然のシステムを破らない・・・


つまり、さわらないで手を入れるのをがまんしなければ維持できません。


これは森林だけではありません。


その土地本来の自然植生、例えば尾瀬ヶ原のミズゴケ湿原や海岸砂浜のコウボウムギ、ハマニンニクの海岸植生など、あるいはバージン・フォレストといわれるような自然度の高い樹林は、人間サイドから見ればもう少し伐採したり手入れしたり、あるいはもうちょっと抜きとって配置したいなどと考えることがあるかもしれません。


・・・しかし、海岸の砂浜や断崖の植物群落から高山のお花畑群落に至るまで、その土地本来の自然植生・自然湿原・自然草原・自然林は、まちがいなく持続させようとするならば無理な利用・管理をしない、手を入れるのをがまんしなくてはならない自然です。


私たちは限られた国土を有効に利用するために、またまちがいなく利用するために、自然の活用の仕方をたえず考えてきました。


人間の影響が自然のシステム、バランスをくずすほど大きくない時代ならばともかく、現代のように巨大な機械・器具を使って自然への干渉を行う場合には慎重すぎるということはありません。


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