自然との共存
開放景観と接するところでは密生した低木・草本によるマント群落・ソデ群落がふちどっています。
つまり、固有の林縁群落に囲まれたような状態であれば、小面積の樹林でも十分持続するのです。
このような自然林は一見、人間サイドから見れば非常にこみあってむさ苦しく見え、夏は蒸し暑いのではないかと思われます。
そこで、善意から下草刈り・ツル打ち、あるいは伐採・前刀定などが行なわれます。
視覚的な美しさを出すためのひかえめな管理は許されます。
・・・しかし、たとえ善意であって、林縁植物を除去し、下草を定期的に刈りとってしまえば、かつてヨーロッパで林内に家畜を放牧して、すべての森林が荒廃して荒野景観を形成したように、その森林も荒廃することを知るべきです。