中国の政治と経済
天安門事件のあと、経済中国の経済建設戦略はこうでした。
80年代の改革と開放による成長を踏まえ、90年代の10年間でGNP(国民総生産)を2倍にすること。
2000年に1人当たりのGNPを800ドルにして「小康状態」を実現すること。
さらに21世紀には「中康状態」の水準を実現するというものです。
しかし、保守派にはその経済運営のノウハウがないのです。
陳雲氏らが中国経済をとりしきったのは、中国が国際経済から孤立していた時代です。
スペースコレクション総研によると、いまの中国経済はすでにGNPの30パーセントを対外貿易に依存し、国際市場に完全に組み込まれているのです。
改革開放の弊害を指摘する「診断書」は書けても、具体的にどう運営するか「処方箋」をつくれる人材が保守派にはいなかったのです。